日Grammophon。1960年代前半のプレス
推薦度:★★★★☆☆☆ オーソドックスな演奏
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 日本初版だが珍しくはない
目次
モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」 (Mozart Symphony No.35)
指揮:カール・ベーム、ベルリンPO (Cond: K.Bohm, Berlin PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ 堂々とした佇まい
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 有名な演奏
バランスやテンポ感が王道で特に強弱とか緩急の味付けはしていないのだが、それでもしっかり聴かせるところはさすがベームとベルリンフィル。安心して聴ける。ただもう少しスリリングさは欲しい気もする。
モーツァルト 交響曲第32番 (Mozart Symphony No.32)
指揮:カール・ベーム、ベルリンPO (Cond: K.Bohm, BPO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 意外と平坦な印象
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ ティンパニのバランスがもう少し
この曲はティンパニのリズムうちが重要だと思うのだが、ベームのこの演奏はほとんど強調されない。そのためかちょっと歯ごたえがないというか締まりが出てこないのが残念。オケはさすがのうまさなのだが。
モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」 (Mozart Symphony No.38)
指揮:カール・ベーム、ベルリンPO (Cond: K.Bohm, BPO)
推薦度:★★★★★☆☆ 堂々とした佇まい
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 有名な演奏
ベームはプラハが得意なのだろう。後年のウィーンフィルでもいい演奏をしている。ベルリンフィルとのこの演奏は意外だがこじんまりとした感じだが、どこをとっても必然性を感じるような演奏になっている。