独BASF。1970年代中頃のプレスだろう
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした中々の秀演。
秘蔵度:★★★★★★☆ ベルティーニのこのころの録音は貴重
目次
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」 (Mendelssohn The Hebrides Overture)
指揮:ガリー・ベルティーニ、ハンブルク国立PO (Cond: G.Bertini, Hamburg State PO)
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした中々の秀演。
秘蔵度:★★★★★★☆ ベルティーニのこのころの録音は貴重
旋律の扱いが丁寧で音を大切に扱っている。全体的には引き締まった音でスケールは大きくないもののメンデルスゾーンにあったすっきりした音を作り上げている。バランス感覚もよく完成度が高い。
メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」 (Mendelssohn Symphony No.3)
指揮:ガリー・ベルティーニ、ハンブルク国立PO (Cond: G.Bertini, Hamburg State PO)
推薦度:★★★★★★☆ すっきりした中々の秀演。
秘蔵度:★★★★★★☆ ベルティーニのこのころの録音は貴重
見通しがよくバランス感覚も絶妙でさっぱりした名演。響きは多少薄い気もするが細部にこだわりを見せる設計が素晴らしい。旋律の入りや収め方が丁寧だし、あまり肥大しすぎず構築感のテュッティなどオーケストラの統制も凄い。当時日本にあまり知られていなかったベルティーニ。後年の活躍はこの演奏からも納得。