英ASV。1980年代後半のプレス。
推薦度:★★★☆☆☆☆ バティスマニアにはお勧めだが
秘蔵度:★★★★★☆☆ 個人的には骨組みだけの勢いのバティスは面白い
ドヴォルザーク 交響曲第8番 (Dvorak Symphony No.8)
指揮:エンリケ・バティス ロイヤル・リヴァプールPO (Cond.: E.Batiz, Royal Liverpool PO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ バティスマニアにはお勧めだが
秘蔵度:★★★★★☆☆ 個人的には骨組みだけの勢いのバティスは面白い
音は強いが威圧感が全くなくカラッと明るい。時々音の強弱面で工夫があったりするが、旋律を工夫することは少ない。ところどころ出てくるポルタメントを使うものの妖艶さが全くないのも面白い。スラヴ民族の音楽という感じが全くしないのも愛嬌。第四楽章の異常な盛り上がりと熱気、スイング感は他の演奏ではなかなか味わえない面白いものになっている。
第2楽章
第3楽章
第4楽章
ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」 (Dvorak Carnival Overture)
指揮:エンリケ・バティス ロンドンPO (Cond.: E.Batiz, London PO)
推薦度:★★★★☆☆☆ カラッと軽快
秘蔵度:★★★★★☆☆ この軽快さは曲によく合う
陽気で楽しい演奏。民俗色を出すよりも楽譜から読み取れるだけの陽気さを引き出し、思いっきり楽しんだ演奏。メキシコのオケで聞きたいものである。オケがうますぎて行儀が良すぎるような感じもしてしまう。