バカラ ブルノ放送SO ヤナーチェク グレゴル・ミサ

米Urania。溝ラベル。スパイラル。1950年代後半のプレスだろう

推薦度:★★★☆☆☆☆ この野暮ったさは秘かに聴きたい
秘蔵度:★★★★★★☆ まさにヤナーチェクの音だと思う

やナーチェク グレゴル・ミサ (Janacek Glagolitic Mass)

指揮:ブジェティスラフ・バカラ バカラ放送SO、モラヴィアCho (Con.: B.Bakala, Brno Radio SO, Moravian Cho)

推薦度:★★★☆☆☆☆ この野暮ったさは秘かに聴きたい
秘蔵度:★★★★★★☆ まさにヤナーチェクの音だと思う

ソリストが一切クレジットされていない。合唱団の人だろうか。一体感がある。演奏全体としては洗練という言葉から程遠い、土着の音。むき出しの民俗の音。これこそヤナーチェク。音に心がこもりこれしかないという音を出している。その音は一般的に洗練されたうまいオケの音とは全く違う。一流のオケでは味わえない魅力のある音といったらいいだろうか。これほどヤナーチェクに合う音はない。さすが高弟バカラである。

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