バカラ ブルノPO ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」

ポーランドMUZA。1960年代前半のプレスだろうか。原盤はスプラフォンかと思われる。

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 野暮ったい演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ バカラの珍しい新世界。迫力あり

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界」 (Dvorak Symphony No.9)

指揮:ブルジェティスラフ・バカラ ブルノPO (Cond.: B.Bakala, Brno PO)

推薦度:★★☆☆☆☆☆ 野暮ったい演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ バカラの珍しい新世界。迫力あり

録音のせいもあり低音がほどけず団子状態が残念。そのためか演奏全体もかなり野暮ったい。ただこの野暮ったさは土着という印象でもあり、都会というより田舎の風景が思い起こされる。きれいな音を出そうという意識は無く、ひたすら音に魂と民族の血を刷り込ませているような濃い演奏である。ブルノPOとバカラの相性の良さ、一体感も感じられ面白く聴ける。たださすがに推薦はちょっと。もの好きのためのレコードではある。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章~第4楽章
第4楽章その2