米Remington。スパイラル。1950年代中頃のプレス
推薦度:★★★☆☆☆☆ ちょっと音が古いか
秘蔵度:★★★★★☆☆ 貴重な演奏家の記録



目次
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第8番 (Beethoven Violin Sonata No.8)
Vn:ヘレン・アイロフ、P:セリエ・シャイエ=リシェ (Vn: H.Airoff, P: C.C.Richez)
推薦度:★★★★☆☆☆ 力強い音
秘蔵度:★★★★★☆☆ 貴重な録音だと思う
アイロフのきつめだがしっかり安定感のある音と、リシェの明確なタッチが特徴の演奏。アイロフというヴァイオリニストは中々の実力の持ち主であることもわかる。伴奏の部分でもかなり前面に出てくる。録音にもよるところもあると思うが。両者ともに記録があまりないだけに貴重。
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第2番 (Beethoven Violin Sonata No.2)
Vn:ワルター・シュナイダーハン、P:エーリヒ・ベルク (Vn: Wa.Schneiderhan, P: E.Berg)
推薦度:★★★★☆☆☆ 軽やかな兄シュナイダーハンのソロ
秘蔵度:★★★★★☆☆ 貴重な録音
兄シュナイダーハンの歌心に満ちた演奏。中々面白い。技巧もしっかりしているし、楽器がしっかりなっている。いつもよりきつめな感じもするが甘い音色も健在。ベルクの伴奏も少し奥まっているもののしっかり支えつつ楽し気に弾いている様子がうかがえる。