アドラー ウィーンSO マーラー 交響曲第3番

フランスharmonia mundi。プレスは1960年代だろうか。溝ラベル

推薦度:★★★★☆☆☆ 最近の演奏精度からすると少し不利かも
秘蔵度:★★★★★★☆ アドラーの意気込みを強く感じる

マーラー 交響曲第3番 (Mahler Symphony No.3)

指揮:チャールズ・アドラー、ウィーンSO、A:ヒルデ・レッスル=マイダン (Cond.: C.Adler, Vienna SO, A:H.R.Majdan)

推薦度:★★★★☆☆☆ 最近の演奏精度からすると少し不利かも
秘蔵度:★★★★★★☆ アドラーの意気込みを強く感じる

不器用ながらアドラーの意気込みが強く感じられる。曲に対して真正面に向き合い、硬質な音ながら演奏で熱意が伝わってくる。1950年代の録音と思われるが、まだ演奏されることがそれほど多くなかったと思われる時期と考えると、その挑戦にも意義があり、またその熱意が素晴らしい。ソロヴァイオリンに、いつもながらのあまり音色でロマンティックなワルター・シュナイダーハン、深い呼吸と堂々とした歌唱のレッスル=マイダンと、クレジットされているソリストの素晴らしい演奏もあり、掘り出し物である。

第1楽章
第3楽章
第4楽章
第5楽章
第6楽章