独Eterna。1970年代中頃のプレス
推薦度:★★★☆☆☆☆ 武骨なモーツァルト
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ それほど珍しくはないか
モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」 (Mozart Symphony No.38)
指揮:ヘルマン・アーベントロート ベルリン放送SO (Cond.: H.Abendroth, Berlin Radio SO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ かなり武骨で大柄。
秘蔵度:★★★★★☆☆ スマートすぎる演奏よりこちらのほうが好み
オケも大きめで重厚。統制をとるよりも大きく形を作る。ブラームスなどで見せる急ブレーキなどはあまりなく、楽譜をオーソドックスになぞるが、それでいて聴き手を引き付ける充実した演奏はまさに巨匠の音楽といったところ。ただ、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュと比べると、“あく”が少なく、親しみやすい。
モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」 (Mozart Symphony No.41)
指揮:ヘルマン・アーベントロート ベルリン放送SO (Cond.: H.Abendroth, Leipzig Radio SO)
推薦度:★★★☆☆☆☆ 昨今の軽快さとは真逆の演奏
秘蔵度:★★★★☆☆☆ ぶっきらぼうだが中身が濃い
ぶっきらぼうに始まり、だんだんエンジンがかかってくる感じ。緻密にリハをやっているようには思えないが、オケと指揮者が台頭で、いつもやっている音楽という感じ。聞き終わった時の充実感がある。