米Alshire。溝ラベル。1960年代後半のプレスだろうか。
推薦度:★★★★★★☆ 硬めだが崇高な演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 響きがとても良い
目次
バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番 (J.S.Bach Violin Concerto No.1)
Vn&指揮:ティボール・ヴァルガ ヴァルガ室内O (Vn&Cond.: T.Varga, Varga CO)
推薦度:★★★★★★★ 硬めだが崇高な演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 響きがとても良い
ヴァルガの硬質ながらも温かみの木質な音が素晴らしい。特に高音の真っすぐな音が良い。響きも少し残響が多いがそれがかえって崇高な演奏に聞こえてくる。フレーズの終わりを丁寧に長めに取るあたりも嫌みに聞こえずこれ以上ないと思えてしまうようなソロ。とにかくこの曲のベストを争うといっても良いのでは。
バッハ ヴァイオリン協奏曲第2番 (J.S.Bach Violin Concerto No.2)
Vn&指揮:ティボール・ヴァルガ ヴァルガ室内O (Vn&Cond.: T.Varga, Varga CO)
推薦度:★★★★★★☆ 硬めだが崇高な演奏
秘蔵度:★★★★★☆☆ 響きがとても良い
この曲でも神々しく素直に伸びる高音が素晴らしい。そして丁寧な旋律の扱い方だったり、オケとのバランスのとり方だったり、完成度が高い。現代風ではなくテヌート気味の演奏だが私はこうした演奏のほうが断然いいい。