グリュミオー ベイヌム ACO ブラームス ヴァイオリン協奏曲

日Philips。溝ラベル。1960年代中頃のプレスだろうか

推薦度:★★★☆☆☆☆ 良い演奏ではあるがもう少し力が欲しくもなる
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 日本初版と思われる

ブラームス ヴァイオリン協奏曲 (Brahms Violin Concerto)

Vn:アルテュール・グリュミオー、Cond:エドアルト・ヴァン・ベイヌム、アムステルダムコンセルトヘボウO (Vn: A.Grumiaux, Cond: E.v.Beinum, Amsterdam Concertgebouw O)

推薦度:★★★☆☆☆☆ 良い演奏ではあるがもう少し力が欲しくもなる
秘蔵度:★★★★☆☆☆ 日本初版と思われる

おおらかで包み込むベイヌムの伴奏がとても雄大で素晴らしく、妖艶なグリューミオーのヴァイオリンとの音の整合性がとても良いと思うのだが、オケの重厚さに比べてグリュミオーのバイオリンがちょっと力負けしてしまっているような感じ。それぞれが特色をしっかり出しているのではあるがグリューミオーのヴァイオリンがとても細く聴こえてしまう。録音の問題だろうか。全体として演奏はハイレベルなのだが。

第1楽章その1
第1楽章その2
第3楽章その1
第3楽章その2