小学校時代の団地の風景

  • 2022年5月22日
  • 2024年7月23日
  • 小学校
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小学校時代の私の実家近くの団地の風景がそのまま残っていた。40年以上前。石垣や、ベンチ。記憶そのまま。この道をチャリで走り抜けた記憶がよみがえる。長い直線の記憶が大人になると意外と短いと感じる。

小学二年の一学期にこの大津が丘に引っ越してきたが、団地はまだ完成していなかった。入居は3年生のときだったので、二年生の時は各学年一クラス。それが三年になるといきなり三クラス、四クラスとなった記憶がある。

小学時代は、いま考えるとかなり凄いというか、いまだと問題になりそうな、”体制”があった。クラスのいわばガキ大将(とはいっても力が強いとかではなく、権力があるというか・・・)がいて、そのガキ大将とガキ大将一番弟子でヒトラーを名乗る男子、この二人クラスメイトを階級つけしていた。

気に入られることをすると、階級が上がる。いま考えると子供とはいえ凄いことしていたなあと。まあそうした遊びはそれほど長続きせずクラス替えと同時に消えていったが。

私の地位は上がっても少佐くらいだったか。その取り巻きからはいい距離を保っていたので。

それでも、その国(=クラス)は、居心地は悪くなく、皆仲良かった。地元の子供、団地で新たに引っ越してきた子供、団地ではないが地元に古くからいるわけでもない子供(←私はこちら)、いろいろなクラスメイトがごちゃ混ぜに一気に増えたのだが、意外とその”統制”が効いたのかまとまりが良かったような記憶があるくらい。いじめみたいなものは皆無だった。私の知る限りにおいてだが。

三年生、四年生のころは、学校から帰ると、家には誰もいなかったことをいいことに、テレビを見まくっていた。兄は外に、妹は、あれ?妹もいたはずだが、自分の部屋にいたのかな。両親は働きに出ていたので、不健康にもテレビかぶりつきの夕方。

よく観ていたのは、午後3時、午後4時から始まる刑事もの。太陽にほえろ、大都会パートⅢ、探偵物語、鉄道公安官、そしていまでも好きな、特捜最前線。5時からはアニメだったか、ルパンをよく見てた。特捜最前線は、そのうち話題に挙げてみたい。そんなこんなで不健康な感じだったからか、野球チームに入らされたというか、自分から入ったのかもなあ。いまとなってはわからないが、母からは、外で遊びなさい、と怒られたことも記憶にある。小学生時代の一ページ。