生活のこと1

高校一年になった長女が5月の連休明けに不登校に。原因は教えてもらえない。ただ、気力がないというか、情緒も不安定。おかげで妻も情緒不安定に。いきなりやってきた・・わけでもない。その一年前から、妻は職場で悩み少し休養、上の娘も中学の時に何度か学校に行けなくなった時期もあった。

とうとうそれが爆発した感じか。私自身、悩みもしたが、下の娘もいるし、家中がピリピリするのも耐え難いし、兎に角もう能天気に行こうと決めた。親二人が同じことを子供たちに言うと、子供たちの逃げ場もなくなるし。妻は私のそうした行動には不満のようだが。

上の娘には、一方通行でもいいやと、ちょっと気が緩みそうなラインを送ったりした。また、夜中に自分の部屋食べているスペインのサラミをいつも東京駅で買って補充。ストレスが溜まっていそうなときは、この食べかすがベッドと壁の間に捨ててある。それがバロメータ。

不登校も半年で前の学校から近くのサポート校へ転向することで解消されつつある。まだ気分的に落ち込むときもあるようだが、本人に任せるしかない。ただ、娘の行動に対して妻のイライラが出てしまう時が要注意。

そもそも、なんでそうなったか。上の娘も、私同様、人と人とのもめ事の間に入ってしまうのではないだろうか。一対一のもめ事というより、大きな意見同士のもめ事。そして間に入るが、こうだ!と発言しても、いまいち刺さらないというか、的外れっぽくなってしまう。そう私の仕事はいつもそんな感じ。口は禍の元、ってよく言ったもんだと思うものの、口が出てしまう。良かれと思って言うのだが裏目に出ることも多い。娘も、中学の時の部活では結構間に挟まれてしまったのではなかろうかと。

不登校から復活したきっかけは何だろうか。男親としては何もしてあげれていないが、そっとしておくのが一番か。やりたいことをさせるのが良いとは思う。妻が逆で娘がやりたいことをしっかり精査して、それはダメ、それはいい、というような意見を言うので。何せ心配性すぎるくらい心配性。だから私は意見はあまり言わないように。両親ともどもそれではちょっと息苦しくなるだろうし。

年明けからバイトもはじめ、結構稼いだ。唐揚げや。夜10時までだから、帰りは一応待ってみた。帰るたびに気落ちはしていないことに安心はした。

不登校の特効薬はわからない。なんとなく回避できているが、またいつなるか。歯車がどこで狂うかわからない。この後もどこまで狂うか。でも立て直して見せる、と。

まあ、実はそんな生活を昨年より送っている。そのうち更新もしてみようかと思う。