英RCA。溝ラベル。スパイラル。1950年代後半のプレスと思われる
推薦度：★★★★★★★ トスカニーニのワーグナーは素晴らしい
秘蔵度：★★★★★★☆ 音が瑞々しい
ワーグナー 楽劇｢トリスタンとイゾルデ｣～前奏曲と愛の死 (Wagner Tristan und Isolde Prelude and Liebestod)
指揮：アルトゥーロ・トスカニーニ、NBC SO (Cond: A.Toscanini, NBC SO)
推薦度：★★★★★★★ トスカニーニのワーグナーは素晴らしい
秘蔵度：★★★★★★☆ 音が瑞々しい
トスカニーニがこんなにしなやかに抒情豊かに奏でる演奏をしていたことに驚かされる。この盤だと音の硬さは感じられず、むしろ雄大で柔らかい響き、そして熱のこもった響きが交互に出てくる名演奏であることが良くわかる。トスカニーニとワーグナーの相性も良い。凄い演奏である。
ワーグナー 楽劇｢神々の黄昏｣～ジークフリートのラインへの旅 (Wagner Götterdämmerung Siegfried’s Rhine Journey)
指揮：アルトゥーロ・トスカニーニ、NBC SO (Cond: A.Toscanini, NBC SO)
推薦度：★★★★★★★ トスカニーニのワーグナーは素晴らしい
秘蔵度：★★★★★★☆ 音が瑞々しい
この曲でも大きな空間を作りつつイタリアのオケのようによく歌うNBC交響楽団。名手がそろっていてすごい演奏になっている。トスカニーニの下かなり訓練を重ねたのではないかと思う。音楽への熱情が音になって表れている。
ワーグナー 舞台神聖祝典劇｢パルジファル｣～第1幕への前奏曲 (Wagner Parsifal Prelude)
指揮：アルトゥーロ・トスカニーニ、NBC SO (Cond: A.Toscanini, NBC SO)
推薦度：★★★★★★★ トスカニーニのワーグナーは素晴らしい
秘蔵度：★★★★★★☆ 音が瑞々しい
瑞々しい音の大きな迫力ある演奏。どの音にも魂が籠り、かなり高い緊張感の下演奏しているのがうかがえる。これも名演奏である。
ワーグナー 舞台神聖祝典劇｢パルジファル｣～聖金曜日の音楽 (Wagner Parsifal Good Friday music)
指揮：アルトゥーロ・トスカニーニ、NBC SO (Cond: A.Toscanini, NBC SO)
推薦度：★★★★★★★ トスカニーニのワーグナーは素晴らしい
秘蔵度：★★★★★★☆ 音が瑞々しい
トスカニーニのワーグナーってこんなに深く、熱量が籠った演奏だったのかと。集中力も高く演奏するほうはかなり疲れたのではないだろうか。崇高な名演奏である。