英EMI。1970年代のプレス
推薦度:★★★★★★☆ 個性的名演だと私は思う
秘蔵度:★★★★★★☆ この盤は音もよく貴重
目次
プロコフィエフ 交響曲第3番 (Prokofiev Symphony No.3)
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、モスクワ放送SO (Cond: G.Rozhdestvensky, Moscow RSO)
推薦度:★★★★★★★ ロジェベンらしいスケール感の名演奏
秘蔵度:★★★★★★☆ 何もかも吹っ飛ばすような爽快さ
迫力満点。柄も大きく充実したオーケストラの響きを十分に生かして、音を鳴らし切る。まさに音の魔術師。ラインスドルフの名演と聞き比べると、同じ曲なのにこうも違うように聞こえるのかと。かなり特色のある名演奏になっている。
プロコフィエフ 交響的スケッチ「秋」 (Prokofiev In Autumn)
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、モスクワ放送SO (Cond: G.Rozhdestvensky, Moscow RSO)
推薦度:★★★★★★★ 轟音の演奏
秘蔵度:★★★★★★★ 怖いくらいのスケール感
果たして”秋”?という感じの馬鹿でかいスケール感と密度の濃い音。かなりミステリアスな感じで怖いくらい。珍しい曲だけに貴重。
プロコフィエフ 弦楽のためのアンダンテ (Prokofiev Andante for Strings)
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、モスクワ放送SO (Cond: G.Rozhdestvensky, Moscow RSO)
推薦度:★★★★★★★ 弦の分厚い響きが圧倒的
秘蔵度:★★★★★★★ 珍しい曲ということでも貴重
弦楽器の分厚い響き。これがあるからこの当時のモスクワ放送交響楽団は、うるさい金管に負けない。統制もされており凄い演奏になっている。