日London。溝ラベル。1960年代中頃のプレス
推薦度:★★★★★★☆ 素晴らしい名演奏だと思う
秘蔵度:★★☆☆☆☆☆ 日本初版ながら珍しくはないかも
ブルックナー 交響曲第9番 (Bruckner Symphony No.9)
指揮:ズービン・メータ、ウィーンPO (Cond: Z.Mehta, Vienna PO)
推薦度:★★★★★★☆ 素晴らしい名演奏だと思う
秘蔵度:★★★★★★☆ 日本盤でも音は欧米盤に負けず良い音
何ともまあ、すごい演奏である。テンポはかなりゆったりとしてウィーンフィルの美音をゆっくり楽しみながら聴き進められる。スケールは大きくはないものの当時のメータ特有の男気溢れるリズム感が健在で一つ一つのリズムに重みを感じる演奏。それでも全体としては重くなく推進力を失っていない。もっともっと評価されてよいブルックナーではないだろうか。もっともブルックナーらしくないといえばらしくないが、同じウィーンフィルを振ったマゼールの第5番と併せてぜひ聞いてほしいブルックナーである。